Jリーグ:柏レイソルはなぜJ2に何度も落ちるのか? 降格してしまう理由とは

J League

柏レイソルはJ1のクラブとして知られていますが、実はJ2に何度か降格をしているという過去もあります。しかしJ2に落ちるたびにJ2を荒らしまわり、圧倒的な強さでJ1に復帰していくというサイクルを繰り返しているのです。そんなチームがそもそもなぜJ2に落ちてしまうのか?と言う点を記事にしています。

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柏レイソル

柏レイソルは日本の千葉県柏市を本拠地とするプロサッカークラブです。柏レイソルは黄色がクラブカラーとなり、ユニフォームも黄色が反映されています。レイソルと言う名前はスペイン語で王と太陽をあわせた造語となっており、太陽の王を意味します。柏レイソルはあっというまにJ2降格することがあるのですが、J1優勝の経歴も持っているため、成績が安定しないチームとしてもとても有名です。

日立製作所

柏レイソルは日立製作所との関係がとても濃いです。柏レイソルは前身が日立製作所サッカー部となるため、創設は1965年ごろ。1990年には株式会社日立スポーツとなり、同時にJリーグ参加を標榜しました。さらに1994年にJFLで2位になったためJリーグの参入が決定したのです。

ホームスタジアム

ホームスタジアムは日立柏サッカー場。ここは南柏駅から徒歩で15分ほどになりますが、ピッチから観客席までの距離がとても短いため、実際に観戦するファンからすると、とても好評です。このスタジアムはプレミアリーグを連想させるような競技場で、選手の声が観客席まで良く届いてきます。しかし収容人数は15000人ほどでちょっと物足りないです。

J1とJ2で優勝経験

柏レイソルはJ1とJ2で優勝経験があります。とくにJ2ではいつも圧倒的な強さを発揮してJ2を徹底的に荒らしていきます。しかもその時に限って優秀な外国人選手がいるため、J2クラブのほとんどは柏を恐れています。そもそもなぜJ2に落ちたのか?と言われてしまうチームが柏です。柏の課題は第1に安定させることが大事です。前シーズンはボロボロでも今季は絶好調ということもあります。

柏レイソルの降格の歴史

柏レイソルはJ1優勝経験があるにもかかわらず、J2降格経験もあるというチームです。しかしいつもJ2で圧倒的な強さを発揮していくわけですが、いつ柏はJ2に落ちて行ったのでしょうか?他チームよりも日本代表へ選手を多数輩出していますが、最後は残留できず、降格もあります。

2005

柏がJ2に落ちたのは2005年のこと。実は2004年も低迷しており、入れ替え戦に出場していたので、この年に降格する可能性があることはほとんどのサポーターが察していました。この年、年間16位となり、再度入れ替え戦を戦うことになります。柏は甲府に敗れてしまいJ2が決まってしまいました。監督である早野の迷采配がチームの足を引っ張っていた印象はぬぐえませんでした。しかし翌年の2006年シーズンは2位となり、84得点を記録し、J2最多得点チームとなり、圧倒的な強さでJ1復帰を決めました。

2009

柏が再度J2に落ちるのは2009年シーズン。この年の柏は主力選手がシーズン開幕後にすぐにけがをしてしまい苦戦します。しかも監督は解任され、迷走を続け、降格が決まってしまいました。しかし翌年のJ2ではリーグ戦の負けがたった2で、圧倒的な強さでJ1を決めます。J2では優勝を決めており、開幕から19試合無敗とJ2レベルのクラブではどうにもならない存在になっていました。

2018

柏がまたしても降格を決めてしまったのが2018年。下平体制3年目を迎えていたのですが、下平監督を解任してしまったフロントの決断が降格を早めてしまう結果を生みました。後任となった加藤監督の戦績はみじめなもので、「加藤絶望」とサポーターには言われてしまいました。2019はJ2で戦うことになりましたが、加入したオルンガが大活躍し、J2クラブは無残に散っていきました。最終節を残しJ2優勝とJ1昇格を決め、最終節京都戦では13-1という記録的勝利となりJリーグ記録になりました。

柏レイソルはなぜJ2に何度も落ちるのか?

柏レイソルはなぜJ2に何度も落ちるのか?と言うことですが、総合的に見ると以下の要因が大きく影響しています。当然、メディアのコラムやニュースでも順位の不安定さはよく指摘されています。大きな課題です。

フロントの迷走

今までの降格したケースを見ると、フロントの決断が結果的に悪化した結果を生んでいることが分かります。2018年は下平監督を我慢しきれずに解任、後任の加藤監督は無残な成績であるにもかかわらず解任せずなぜか我慢していたのです。ちぐはぐなフロントの行動に対して不信感を抱くサポーターは少なからずいます。

主力選手の放出

せっかく前年度に好成績を収めたにもかかわらず、中核選手を放出してしまう傾向にもあります。例えば、柏は2021年にオルンガが中東に移籍していきました。しかし後釜となる有力選手はおらず、翌シーズンも2023シーズンも低迷しています。放出するからにはそれに代わる選手が必要となりますが、その選手の確保に苦しんでいる傾向にあります。

チーム成績が不安定

柏レイソルはチームの成績が安定しません。ある年にJ1リーグ戦で上位になったにもかかわらず翌年はJ2降格と言うのがよくあります。戦力も入れ替わりが多い傾向もあるためか、成績がどうも安定しないのです。ジェットコースターのように戦力が変化してしまうため、安心感というものがありません。

下部リーグにとっては迷惑なチーム

J1では戦力が大きく変化して優勝することもあれば降格したりもするチームが柏です。しかしこれがJ2に落ちると、J2すべてのチームを絶望に陥れてしまうような悪魔のような強さを発揮します。柏は何度もJ2に降格している経験がありますが、そのたびにJ2を荒らしているだけなので、J2クラブのサポーターからすると迷惑な存在でしかないでしょう。しかしJ1で降格してしまうのは、チーム戦力を維持し続けることのできないフロントに問題があります。今後はどうなっていくのでしょうか。

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