Jリーグ:神奈川県はクラブが多すぎ チーム数はいくつある?

J League

JリーグはむかしはJ1リーグしかありませんでした。しかしいまはJ1からJ3まであり、かなりチーム数が増えているのが実態です。それでは一体どこの地域にクラブが多いのかというと、神奈川県になります。では神奈川県にはどれくらいのJクラブが存在しているのでしょうか?そしてどのような理由が背景にあるのでしょうか?

DAZN

都道府県別Jリーグのクラブ数ランキング

それでは複数のクラブが一つの都道府県にある地域を対象としてランキングにしてみました。以下のようになります。やはり神奈川県が圧倒的であることがよくわかります。前から埼玉県や千葉県、大阪府や静岡県も多いですが、それも上回るのが神奈川県です。横浜市や湘南にチームが集まっています。

No都道府県チーム
1神奈川横浜F・マリノス
川崎フロンターレ
湘南ベルマーレ
横浜FC
Y.S.C.C.横浜
SC相模原
2静岡清水エスパルス
ジュビロ磐田
藤枝MYFC
アスルクラロ沼津
3東京FC東京
東京ヴェルディ1969
FC町田ゼルビア
3大阪ガンバ大阪
セレッソ大阪
FC大阪
5埼玉浦和レッズ
大宮アルディージャ
5千葉柏レイソル
ジェフユナイテッド千葉
5茨城鹿島アントラーズ
水戸ホーリーホック
5愛媛愛媛FC
FC今治
5福岡アビスパ福岡
ギラヴァンツ北九州
5福島福島ユナイテッドFC
いわきFC

神奈川県は6チーム

神奈川県は何と6チームもJリーグのクラブがあります。またこれだけでなく、かつてはヴェルディ川崎もありましたし、横浜フリューゲルスもありましたので、過去に拠点を置いていたクラブも合わせるともっとあることになります。とても多いことが分かります。これにははっきりした理由があります。神奈川は野球チームもありますが、応援を見てもサッカーチームのほうが人気があります。

サッカー王国静岡

サッカー王国静岡もとてもチーム数が多いです。4チームありますが、意外と少ない印象です。静岡と言うと日本代表選手が多数輩出されている地域なのですが、神奈川県よりは明らかに少なかったのです。Jリーグでは成績が振るわず、ユースもいまいちで全国大会でもあまり名を聞かなくなりました。

神奈川県のJリーグのクラブ

では神奈川県のJリーグのクラブを簡単に紹介していきます。

横浜F・マリノス

横浜F・マリノスはオリジナル10の一つであり、降格経験がないエリートチームです。横浜F・マリノスはフリューゲルスを吸収し、強豪クラブへと成長していきました。Jリーグ優勝経験がありますが、アジアの舞台ではまだ勝てていません。これからクラブの格を上げていくためにはアジアの舞台でも勝っていく必要があるでしょう。

川崎フロンターレ

川崎フロンターレもJ1に定着している強豪チームの一つになります。川崎フロンターレは国内タイトルはとても多く獲得していますが、マリノスと同様で国際タイトルは一切なし。内弁慶チームなので、ここから殻を破っていけるかどうかがカギとなるでしょう。ACLではいつも早々に敗退しています。

横浜FC

フリューゲルスのサポーター有志によって横浜FCの運営会社となる会社を設立したことで創設されたクラブが横浜FCです。横浜FCはJ2ではそこそこ強いですが、J1の舞台ではいつも下位をさまよっており、早々に降格していっています。今後はいかにしてJ1に定着できるかどうかがポイントになってくるクラブでしょう。

湘南ベルマーレ

湘南ベルマーレはもともとベルマーレ平塚と言う名前でした。以前は中田英寿などがプレーしていたため、知名度がありますがいまはエレベータークラブとなっています。J1ではいつも下位に定着しており、J2では強豪と言う位置づけになります。昇格も降格も回数がとても多いクラブなので、今後は安定できるかどうかがカギとなるでしょう。

Y.S.C.C.横浜

Y.S.C.C.横浜は横浜スポーツクラブとして創設。1987年に「横浜サッカー&カルチャークラブ」へ名称を変更。2002年に法人化すると共に横浜スポーツ&カルチャークラブへ名称を変更しY.S.C.C.横浜となりました。2013年にJリーグ準加盟クラブとして承認され、2014年にJリーグに入会したのでまだまだこれからのクラブとなります。

SC相模原

SC相模原は相模原市や海老名市などを拠点とするプロサッカークラブ。2008年に元サッカー日本代表の望月重良が中心となり創設しました。2010年にJリーグ準加盟クラブとして承認され、2014年よりJリーグに入会しています。現在はJ3に所属しており、緑色を基調としたチームカラーを前面に出しています。

神奈川県はクラブが多過ぎである理由

神奈川だけなぜJリーグのクラブは多いのでしょうか?これには以下のような理由があります。

資本が集まる

神奈川県は巨大企業がとても多いのです。そのためJリーグのクラブとしてはスポンサーがとても見つけやすい地域にチームを作る傾向にありますので、神奈川県はとてもクラブ運営を考えると有利な立地となります。資金が集まらないと選手の獲得も難しくなるため、田舎の地域にはなかなかクラブは作れません。さらに神奈川県は土地も広いですし、そこそこ便利なので非常に適しています。

東京よりも多い理由

資本が集まっているのは神奈川県よりも東京だろうという意見も多くあります。これはその通りなのですが、東京の問題はスタジアムを立てられる場所があまりありません。23区の場合はほとんど空き地がないですし、23区外にFC東京や東京ヴェルディがすでにあるため、ライバルがすでにいる状態なので、敢えて東京になると集客で苦戦してしまいます。そのため、神奈川県が適しているのです。またスタジアムに関してはJリーグの基準があります。

サッカーが盛んな地域

オリジナル10のうち2チームが神奈川県のチームであったことからも明らかですが、神奈川県はもともとサッカーが盛んな地域です。そのため、クラブの営業からすると、集客が比較的しやすい環境にあると言えます。Jリーグの理念は地元密着ですので、この点を考えてもとても有利になるのです。

人口が多い

神奈川県は人口もとても多いです。神奈川県の人口は、首都圏の中で東京都の次に多いです。世界のサッカークラブも大都市圏にサッカーチームが多く本拠地にしていますが、これは日本も同じ。人口が多いということは集客もしやすくなります。そしてグッズも売れやすくなりますから営業の視点から見ても活動がしやすくなるのです。

スタジアムの問題

スタジアムの問題も大きいです。Jリーグの基準を満たすスタジアムというものがあり、これはライセンスの交付につき、スタジアムの状況が項目に入っています。J1基準では1万5000人以上、J2では1万人以上入場可能なスタジアムを有しなくてはならないというものがあります。これらの基準を満たすスタジアムは神奈川には多いです。

Jリーグを観戦しよう

Jリーグはとてもスリリングな試合が多いため、試合観戦をお勧めできるリーグです。以下の記事でも紹介していますが、動画配信サービスで観戦が可能です。興味のある方は登録をしてみましょう。

ChannelPlanSoccer ContentsURL
DAZN\3750代表チーム
欧州主要リーグ
Jリーグ
DAZN
Hulu¥1026フランスリーグ
オランダリーグ
Hulu
WOWOW\2530UEFAチャンピオンズリーグ
UEFAヨーロッパリーグ
WOWOW
ABEMA TV¥960代表チーム
ワールドカップ
プレミアリーグ
スコットランドリーグ
ABEMA
スカパー¥429 + ¥2480代表チーム
サッカー天皇杯
ブンデスリーガ
ラリーガ
スカパー!
J SPORTS\1100FIFAワールドユースJ SPORTS

コメント

タイトルとURLをコピーしました