Jリーグ : ヴィッセル神戸はなぜ金持ち? 外国人ビッグネーム移籍が多い理由

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ヴィッセル神戸はJリーグで毎年優勝争いをしているような強豪チームとは言い難いです。それもそのはずで、神戸は2部にも落ちた経験があり、決してJリーグの中では強豪チームとは言い切れません。しかし毎年のように有名な外国人選手を獲得できるのはなぜなのでしょうか?

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ヴィッセル神戸とは?

ヴィッセル神戸は日本の兵庫県神戸市をホームタウンとするプロサッカークラブになります。このクラブは川崎製鉄水島サッカー部が前身となっており、歴史は1966年までにさかのぼります。神戸がJリーグへ加盟できたのは1997年で、比較的歴史の長いクラブと言えるでしょう。ホームスタジアムはノエビアスタジアム神戸で非常に臨場感の溢れる素晴らしいスタジアムと言えるでしょう。

ヴィッセル神戸はなぜ金持ちなのか?

ヴィッセル神戸は毎年上位進出しているようなチームとは言えません。それにもかかわらず毎年のようにビッグネーム移籍がニュースとなるチームです。直近の数年を見てもとても世界的に有名な名選手が神戸へ来ていることがわかります。移籍のたびに世界のサッカーニュースが神戸をピックアップして取材しているくらいです。

NameNationality
2004İlhan MansızTurkey
2017Lukas PodolskiGermany
2018Andrés IniestaSpain
2019David VillaSpain
2019Thomas VermaelenBelgium
2021Bojan KrkićSpain

しかしここで疑問となるのは、一体なぜ、神戸はこのようなビッグネームの獲得を次々できるのでしょうか?それは楽天にあります。

楽天株式会社

ヴィッセル神戸のビジネスは楽天のビジネスと強く結びついています。これは楽天のオーナーである三木谷氏がサッカー事業に関心を持っていることが大きな理由です。元スポーツマンの三木谷氏はサッカー好きで、スポーツを通じて大きなニュースをJリーグに持ってきて、Jリーグを盛り上げようとしている一面があるのです。巨額資金の元は潤沢な楽天の力が大きいです。しかし上記の大物移籍をみると、2017年頃から突如ビッグネーム獲得が増えていることが分かります。しかしこれは一体なぜなのでしょうか?

2017年

2017年にJリーグとDAZNの放送契約が結ばれました。DAZNのおかげですが、毎年クラブに入って来る分配金が大幅に増え、各クラブ共に資金力に余裕ができたのです。そして優勝や順位が上位に入れば高額資金が手に入るようになりました。これに目を付けた神戸は大型補強を毎年のように行うようになりました。三木谷氏は上記でも説明した通り、サッカー好きと言うこともあり、大型補強をずっと続けています。これにより神戸はJリーグの話題の中心となりました。

コロナによる影響

ただし2020年はJリーグもコロナによる影響で大きな減収を余儀なくされました。入場料収入やスポンサー契約料が激減し、約67億円もの減収を記録しています。しかしそれでも三木谷氏の莫大な資産を背景に神戸は大型補強を続けることができました。三木谷氏の資産は日本円で6600億円とも言われています。

バルセロナとの関係

ヴィッセル神戸はバルセロナからの選手獲得が多い傾向にあります。セルジサンペール、ボージャン、イニエスタ、さらにはベルマーレンと、ほとんどがバルセロナの選手です。これはヴィッセル神戸とFCバルセロナのあいだで提携協定を結んでいるからです。この内容は情報共有したりすることで、お互いの強化につなげる為の強化策になります。またそれだけでなく、神戸とバルセロナは姉妹都市でもあります。

ヴィッセル神戸はなぜ弱い?

その一方で、これだけの大物を補強しておきながら、ヴィッセル神戸は成績が上位で安定しません。それがゆえにヴィッセル神戸は弱いと言われてしまっているのも事実です。これは一体なぜなのでしょうか?

個人任せの戦術

神戸の大物補強と言うのはオーナー先行で動いてしまうことが多く、現場の監督の意向であるとは限りません。そんな中大型補強を強行してしまうため、結果的に戦術が熟成できず、個人任せのチームに毎年なってしまっている傾向があります。特に攻撃パターンは単調になりやすく、大物選手の個人技プレーに依存しやすい傾向にあります。

DFの補強不足

神戸の大物補強のほとんどは前線の選手ばかりです。超大型補強を行なって以降も実は失点数がとても多い傾向にあるため、神戸の成績は安定しないのです。大物補強にばかり目が行ってしまい、守備陣のてこ入れを怠ってしまっているのです。どんなに攻撃力のあるチームでも守備が弱いと勝つことが難しいのが現代サッカーです。大物補強をするのはいいですがチーム編成のバランスが良くないのが実態です。

監督交代が多い

神戸はとにかく監督の辞任、解任がとても多いチームです。監督が安定しないチームと言うのは基本的に勝つことができません。監督と言うのは人間でいえば脳にあたります。脳が機能しなければ手も足も動きません。神戸のサッカースタイルも安定せず、監督が変わるごとにスタイルが変わってしまっているので、成績がなかなか安定しないのです。結果的に弱いチームと言う評価につながっています。

Jリーグを生観戦しよう

Jリーグは以下の記事でも紹介していますが、様々な動画配信サービスで生観戦することが可能になっています。以下の記事を参考にして試合を生観戦しましょう。

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