ナショナルチーム:クロアチア代表はなぜ強いのか? 勝てる理由

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2010年代後半から2020年代にかけてクロアチア代表の強さが際立っています。2018年ワールドカップではクロアチア代表は準優勝、2022年ワールドカップでは3位となっているのです。これだけ見ればもはやヨーロッパの伝統的な強豪国に見えてしまいます。しかしなぜクロアチアはここまで強いのでしょうか?

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クロアチアとは? 東ヨーロッパの国の一つ

クロアチアは南ヨーロッパにある共和制の国です。首都はザグレブ。公用語はクロアチア語となっており、1991年にユーゴスラビアから独立する形で新しい国として誕生しました。クロアチアは人口がたった400万人しかいないとても小さな国で、ヨーロッパの中でも小国と言う位置づけになります。それにもかかわらず、多数のサッカー選手を生み出していることはとても驚異的ともいえるのです。旧ユーゴスラビアの国の中ではもっとも、サッカーで成功している国と言えるでしょう。

サッカークロアチア代表はヨーロッパの強豪国の一つ

クロアチア代表はクロアチアサッカー連盟HNSによって構成されるナショナルチームです。愛称ハヴァトレと呼ばれており、意味は炎の男となります。チームカラーは白と赤になります。これは国旗を連想させるものです。クロアチアは国自体はとても小さく500万人前後しかいませんが、ワールドカップでは準優勝と言う好成績を残しており、全く持って小国ではないということが分かります。欧州選手権ではベスト8が最高成績となります。誰がいるの?と思うかもしれませんが、ヨーロッパの強豪クラブにたくさんいます。

ユーゴスラヴィア

クロアチアは元々ユーゴスラヴィアの構成国でした。クロアチアと言う国は1991年にユーゴスラヴィアから離脱する形で独立を果たしました。これまではユーゴスラヴィアの代表選手としてワールドカップに出場していたのです。クロアチア代表の最初の試合は1990年のアメリカ代表戦です。サッカーユーゴスラビア代表の最高成績はワールドカップベスト4ですが、それよりも人口の少ないクロアチア代表は準優勝となっており、いかにクロアチアがすごいかよくわかるでしょう。

1998

クロアチア代表が衝撃を与えたのは1998年ワールドカップです。この大会では日本とジャマイカを破り、さらには決勝トーナメントでもドイツやルーマニアを破っているのです。3位決定戦ではオランダも倒しており、初出場でベスト4と言う好成績を収めたことにより世界に衝撃を与えました。

2018

クロアチア代表が衝撃を与えたのはこれだけではありません。2018年ワールドカップでは準優勝となっています。本大会ではアルゼンチン代表相手に3-0で勝利、さらにはイングランドやデンマーク、ロシアにも勝っているのです。これであればワールドカップでは準優勝と言う結果も当たり前と言えるでしょう。

2022

クロアチア代表が衝撃を与えたのは2022年大会も同様でした。2022年大会も3位になっています。この大会でも、グループリーグを2位で通過。決勝トーナメントでは日本代表、ブラジルを倒しており、再度世界を驚かせました。アルゼンチン代表には負けてしまいましたが、3位決定戦ではモロッコに勝利をしておりまたしても好成績を収めたのです。

クロアチア代表はなぜ強いのか? 勝てる理由

クロアチア代表はなぜ強いのかと言う疑問を持つ方は多いはずです。なぜクロアチアはワールドカップで勝てるのか?その理由を述べてみました。ルカ・モドリッチのようにバロンドールを獲得している選手もいるので侮れません。

PK戦に強い

2018年大会、2022年大会とクロアチアは実はPK戦での勝利数がとても多いです。2018年大会ではPK勝ちが2試合、2022年大会でも2試合がPK戦で勝ってるわけです。この理由としてはクロアチアにはPKが得意な選手、足元が上手い選手が多いことが理由としてあるでしょう。実際にクロアチアにはモドリッチ、コバチッチ、ラキティッチなどの名手が揃っているため、PK戦で勝てるというのも当然なのかもしれません。

柔軟な戦術

クロアチアには柔軟な戦術で戦うことができるという強みがあります。現代サッカーはカメレオンのように戦術が変わっていきます。クロアチアも同様で、パスでつなぐサッカーをすることもあれば、ロングボールを放り込むこともできます。相手に合わせてスタイルを変えることが簡単にできるため、どんな相手でもかなり優位に戦えるというメリットがあります。プレーは同じスタイルにならず相手によって変えます。選手の能力も高く、勝つために必要なメンタルを持っています。

運動量が多い

クロアチアには名手がとても多いのですが、うぬぼれるわけでもなく、ハードワークをいとわない選手がとても多いです。全体的に運動量が多いため、相手に簡単に攻撃を差せないのです。抜群のボールキープや高いドリブル・パスができる選手も多いため、攻守において相手よりも優位に試合を進めることができるのです。彼らの最後までゴールを狙う姿は勝負どころでは脅威です。

いつかは弱体化する

2018年、2022年ワールドカップを見てもわかる通り、クロアチアは間違いなく世界の強豪となっています。しかしクロアチアは小国であり、人口を考えると、戦力の維持には確実に苦労することになります。いつになるかはわかりませんが、数年後戦力が大きく落ちていく可能性は十分あります。そのため、ほかのアルゼンチンやフランスのような強豪国のようにはいかない運命にあります。

クロアチア代表を観戦しよう

クロアチア代表は色々な動画配信サービスで生観戦が可能となっています。以下の記事でも紹介していますが、興味のある方は登録をしてみてみましょう。

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